1961-10-17 第39回国会 参議院 外務委員会 第4号
○政府委員(中川融君) 御承知のように、スカルノ大統領は、ガイデッド・デモクラシーというプリンシプルに立ちまして、したがって、そのときにありました憲法も改めまして、一番もとの憲法に変えるというようなことにいたしまして、国会はございますけれども、政党の基礎というものはなく、いわばあらゆる政党が合体して一つの大政翼賛会式な機構にいたしまして、これで議会政治をやっているという格好でございます。
○政府委員(中川融君) 御承知のように、スカルノ大統領は、ガイデッド・デモクラシーというプリンシプルに立ちまして、したがって、そのときにありました憲法も改めまして、一番もとの憲法に変えるというようなことにいたしまして、国会はございますけれども、政党の基礎というものはなく、いわばあらゆる政党が合体して一つの大政翼賛会式な機構にいたしまして、これで議会政治をやっているという格好でございます。
のもとに機動性のあるものを作ろう、それには今度モーター・ボートの納付金というものがあるから、それを使ってやろうというふうな構想でお考えになったのじゃないかと私は思うので、そういうことを積極的にやろうという考えに対しては私は敬意を表するが、ただ従来のお役人さんがおやりになる常套手段で、現在ある機構をやたらにぶちこわしてしまって一つにまとめて、その上に役人が号令をかけたらこれはスムーズに動くだろうという翼賛会式
何も日本が、大政翼賛会式に全世界の日本人に指令を発するという古いものではない。
ところが、実際問題といたしましては、総評におきましては、御存じのように、特定の政党に対するところの支持をきめておる状況でございますし、あるいはまた各組合に流れて参りますそれぞれの政党の支持というものは、これは組合員の個々の意思を無視いたしまして、相当にかつての翼賛会式の流れ方で参つておることは、いなめない事実ではないかと思うのでございます。
更に食糧の増産運動にいたしましても、これも翼賛会式な運動であつて、徒らに農民に努力を強要するというだけで、これだけのものが與えられるから、これだけは増産でき得るのだ、励めばやる得るというようなところが少しもないわけであります。從つて前年度の諸措置に比較して、どういうふうに改善の跡があるのか。